【データ復旧実績】BUFFALO USB外付けHD 机上から落下 認識せず 異音あり 他社対応不可

【障害状況】USB外付けハードディスクを使用中、机上より落下させてしまい、その後ハードディスクが認識しなくなった 異音も発生している

当社にお持込みされる前に、札幌市内の別の会社で診断してもらったそうですが、その会社ではいきなり通電チェックを行い、その結果、完全に重度物理障害なので札幌では対応出来ないため東京へ郵送して修理してもらう・・と言われたそうですが、その後、そこはキャンセルをされて当社へ来られました。

【復旧媒体】BUFFALO USB外付けハードディスク HD-LS1.0TU2J WesternDigital WD10EARX 1TB

【希望データ】Word, Excel, 画像, 他 復旧可能な全てのデータ

【復旧状況】床に落下したハードディスクの場合、当社では「診断」とは言え、むやみに通電することは一切せず、クリーン環境の中でハードディスクの蓋を開けて内部の状態を正確に確認してから、適切な判断と処置を行います。

何故ならば、状況にもよりますが、高速回転で動作している最中に突然強い衝撃を受けて壊れているため、内部の磁気ヘッドがディスクに接触していたり、ヘッドの先の部分が曲がっていたり、正規の場所から磁気ヘッドが外れていたりしていることがあり、むやみに通電を行ってディスクを回転させて磁気ヘッドを動かすと、あっと言う間に状態が悪化して復旧できるものも出来なくなってしまうことも実際に有り得るためです。(HDDの構造を理解していれば当然予想できることです)

実際の診断結果は以下の写真の通りですが、まず、スピンドルモーターが固まっていて全く回転せず、特殊工具を使ってもビクともしない状態でした。

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また、ディスクの外側のかなり広い範囲で多数の箇所と、一番内側にも大きく2箇所で強い衝撃でヘッドがぶつかった損傷跡と汚れが有り、磁気ヘッド自体も損傷しておりました。

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スピンドルモーターが故障している場合、故障したモーターを交換することはハードディスクの構造上不可能ですので、以下のようにドナーHDDとディスク(プラッタ)の移植を行います。詳しく書くと長くなりますが、この工程は専用のツールや工具が必要となるだけではなく、かなりの熟練度と多くの経験が要求されます。(ラベルの貼ってあるHDDは同一モデルのドナー在庫)

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独自の手法で、高い精度と高い復旧成功率を達成しています。(写真はクリーニング実施前)

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このハードディスクはプラッタが2枚のタイプで、プラッタとプラッタの間に以下の写真のような部品も付いているため、1枚づつ装着しなければなりませんが、この工程も慣れとコツが必須となります。

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ヘッドが擦れた跡の汚れ等のクリーニングを最良の方法とツールでしっかりと行い、プラッタ移植と部品交換・調整後、ハードディスクは正常に動作するようになりました。若干不良セクター等によるエラーも発生しておりましたが、様々なアプローチでエラーを極限まで削減させ、最終的に論理領域全体の99.99%までデータを救出することができ、障害発生前のフォルダー/ファイル構造を完全維持した状態でデータ復旧に無事成功しました。

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【対応期間】診断:即時 【データ救出率】99.99%以上

【データ復旧結果】合計173GB 108,886ファイル 復旧率 100%

エラーが発生したファイルが正確に判る方法で復旧データを保存した結果、最終的なエラーはわずか2つのファイルのみで、しかも保存ログから、お客様の実データには全く影響のないテンポラリーファイルであったことが判明しました。よって、お客様のデータは100%復旧に成功いたしました。


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